ハウスメーカー選び②

2013.04.06.15:36

Hハウスにプラン作成をお願いした後、やはり数社比較したほうがよいということで、勤務先のそばの住宅展示場へ。
ここは都内でも最大規模の50棟以上のモデルハウスが建っているとこなのですが、平日の閉館間際の時間ともなると、さすがにどこも閑散としています。
この展示場へは仕事で何度か来たことがあるのですが、なんせだだっ広いので、うろうろしていると、それだけで時間がなくなってしまいます。
案内所があるのですが、焦っているせいか、その案内所が見つからない(^_^;)

こりゃ、案内所を探している間に閉館しちゃうなと思い、とりあえず、目の前にあったS林業のモデルハウスへ。
ところが中で会議でもしているのか、玄関にはズラリと男性用の靴が並んでいて、声をかけても返事はなし。
在来軸組工法のS林業には、ちょっと魅力を感じていたのですが、この会社とは縁がないのだろうと思い、しかたなく向い側に建っていた業界トップのSハウスのモデルハウスに入ってみました。

ここも玄関には誰もいないのですが、センサーが感知するのか、すぐに中から若い女性案内員が出てきました(やっぱ、これがフツーでしょう)
変な時間に突然訪れた、一見、冷やかしにしか見えないオバサン相手に、その女性案内員は丁寧に対応してくれました。
あとからわかったことですが、この若い女性案内員はSハウスの社員のようでした。
他社のモデルハウスは、いかにもパートのおばちゃんという感じの案内員が待機していて、ひととおりのことは答えられても、それ以上のことは聞く気にもなれない雰囲気を醸し出していましたが、Sハウスの女性案内員は、たいていのことは十分満足のいく回答をしてくれました。
このあたり、Sハウス、さすがというかんじです。


「あいにく今、営業が出払っているので、後でご連絡しますので、連絡先を」
と言われ、内心、しつこくセールス攻勢をかけられたら、いやだなぁと思いつつも、しかたなくアンケートに記入して帰ろうとした、ちょうどその時、そこに帰ってきたのが営業のOさんでした。

このOさんと出会えたのは、うちにとって本当にラッキーでした。
Oさんは、うちの娘と同い年で年齢的には若いのですが、非常に優秀な営業マンでした。
お客が帰る時、営業マンが見送るのは当たり前のことですが、Oさんは「お客さんが見えなくなるまで見送る」ということを本当にやってる人でした。
実はちょっと意地悪く、道の途中で一度振り返って挨拶した後、角を曲がったところでもう一回振り返ってみたのです(笑)
普通なら、もう、中に引きあげていてもいいと思うのですが、Oさんはまだ外で見送っていました。
これがOさんだからできることなのか、Sハウスの社員教育がいいのかわかりませんが、いずれにしても、このことは、Sハウスに対する非常に好印象となりました。

Oさんに聞いて焦ったのは、Sハウスのお客さんの大半は紹介で、うちみたいな飛び込み客は非常に少なく、Oさん自身、これまで4組しか扱ったことがないということでした(^_^;)。
飛び込み客ということで、雑に扱われてしまうのではないかと心配しましたが、そんなことは全くなく、Oさんは非常によくやってくれたし、金額的にも最大限の努力をしてくれました。

その熱意に押されて、当初は行く予定がなかったSハウスの見学会に夫婦そろって出かけることに。
その見学会はまさに驚きの連続でした。

日曜日の早朝、都下のモデルハウスに集合して、バスで茨城にあるSハウスの施設まで案内されるのですが、そこはまるでテーマパーク。
構造モデルや耐火、耐震実験、防犯対策などの数々の実験や施設が体験でき、同社で扱う、さまざまなタイプの住宅を見ることができ、とても一日では回りきれません。

そして何より驚いたのは、そのときの社員の対応です。
バスには参加者と各営業担当の社員約10人が乗り込みます。
そして、出発時にはそのパスを10人以上の社員がバスの外からお見送り。
そして茨城に到着すると、そこには施設のスタッフ20人ほどが、ズラリと勢揃いしてお出迎え。

食堂に案内されてお弁当をごちそうになって、帰りには有名洋菓子店のお菓子、花束までもらってしまいました。
そして、バスに乗り込む私たちを、また施設のスタッフが一列に沿道に並んで、パスが見えなくなるまでお見送り。
まるで有名旅館のお出迎え、お見送り風景そのものでした(^^ゞ

正直言って、「これはやりすぎ」って思いました。結局、こういう費用一切も、Sハウスの値段に含まれているんだなとも思いました。
でも、そこまで徹底したお客様サービスをするSハウスの姿勢には非常に感動したし、それだからこそ、Sハウスは業界トップなんだろうなとも思いました。

驚いたことはそれだけではありませんでした。
茨城から都下のモデルハウスに戻ったのが午後7時半。
そのあと、再びOさんとプランを検討し、終わったのが午後9時半。
その後、帰宅したのですが、なんと、Oさんは、その日のうちに我が家のポストに書きなおしたプランを投函してくれていたのです。
この熱意には頭が下がりました。
しかも、Sハウスは高いと言われているようですが、うちが4社見積もりをとった中では、一番安かったんです。
いろんな値引きをしてくれて、床暖房もサービスでくれていて、Sハウスのやる気を感じました。
アフターや見積もりも「Sハウスなら任せて安心」といえるものだと思いました。
「Sハウスにしようか…」と一瞬、思った瞬間です。

しかし…肝心なSハウスの家が、我が家にとっては魅力が薄いのが最大のネックでした。

実は、我が家のプランは営業のOさんが設計したものです。
通常は営業が客の要望を設計士に伝えて、設計士が図面を引くのですが、Oさんは図面も引ける営業マンでした。
なので、やりとりは無駄がなく非常にスムーズでした。
Oさんは、図面がひけることをとても自慢にしており、実際、その速さのメリットは享受することができましたし、これはSハウスが商談をすすめるうえでも、非常に有利であると思いました。

しかし。
我が家の希望を満たすには、小屋裏か蔵でも作らないことには無理なんです。
そのことを他社に言うと、皆、小屋裏を作るプランを出してきました。
しかし、Sハウスは小屋裏を作ることには消極的で、できても70cmの高さしかできないということでした。
70cmじゃ、あっても使いづらいからいらないというと、Oさんは「1、2階だけで収納量が確保できれば、小屋裏はいらないんですよね。であれば、1、2階だけで満足できる収納量の確保できるプランを出します」
と言いました。
まあ、そんなプランができるなら、それに越したことはないと思いましたが、それはまず不可能だろうということは、他社が出してきたプランを見てわかっていました。

しかし、Oさんは、みごとにほぼ収納量を満たすプランを出してきました。
でも、小屋裏ありのプランに比べると当然のことながら、当然余裕がありません。
なんか息がつまりそう…って思いました。

再度、打ち合わせをすることになり、今度は設計士(Sハウスの中では、困った時にはこの人に頼めと言われている天才設計士だという話だった)もでてきて、図面を手直ししてもらいました。
送られてきた図面は、各居室の広さや収納量、さらに夫のたっての希望である奥行きのあるベランダが実現されたものでしたが、どこかスッキリしません。
家の外観もガタガタしてて不細工です。
Oさんは夫婦そろって見学会に出席したことで「かなり脈あり」と思ったのか、手直しした図面に基づいた「家の模型を作りました」と連絡してきてくれたのですが、実はこの手直しした図面を見た時点で、我が家の気持ちはSハウスから離れてしまいました。
Oさんは非常によくやってくださったので本当に心苦しいのですが、多分、Sハウスはお断りすることになると思います。Oさん、本当にごめんなさい。

でも、Sハウス、いいと思います。
フツーに家を建てるなら、Oさんのひいた図面でも問題なかったと思います。
だけど、うちはフツーじゃなかった(^^ゞ
うちみたいに条件が厳しい場合は、設計専門の人と、とちゃんと話をしないと良い家は建たないと思いました。
まだ、最終決定はしてませんが、結局は、設計士と話す回数の多かったハウスメーカーに決まりそうです。

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