紙媒体に未来はあるのか?

2013.01.07.00:14

パナソニックの社内報が電子化され、ニューズウイークも紙媒体の発行をやめ、2013年から完全電子化されることになりました。
インターネットの発達によって、いまや紙媒体はたいへん危機的な状況を迎えています。

かくいう私も、近年は、もっぱら紙媒体よりインターネットを情報源としています。
であるにもかかわらず、私はWEBで情報発信することにある種の虚しさを感じて、紙媒体の仕事がしたいと思うようになり、今現在は紙媒体の仕事を中心にやっています。
レギュラーで3つの媒体の仕事をしていますが、そのいずれもがフリーペーパーの情報紙(誌)。
紙媒体をわざわざお金を出して買う時代は、とうに過ぎているのです。
出版業界も厳しい状況が続いており、返本率が7割を超えたというニュースが年末に伝わってきました。

私がメインで仕事をしている会社は、2007年から右肩下がりで売り上げが落ちており、2008年には経常利益が赤字に転落。発行回数が減っただけでなく、今年から発行部数も減るという噂が出ています。
コスト削減のため自動組版システムを取り入れ、ライターの原稿料を引き下げ、効率化を計っていますが、結果として、それがますます紙面をつまらなくしている感があります。

そんなお先真っ暗な紙媒体ではあるけれども、それでも私がWEBより紙媒体に魅力を感じるのは、紙媒体が形の残る媒体だからなのかもしれません。
WEBは、やめたら最後、跡形もなく消えてなくなってしまいます。
それにWEBは、いくらでも修正がききます。
それはWEBの大きなメリットでもありますが、同時にデメリットでもあります。
紙媒体は、一度発行されたら修正がききません。
それゆえ紙媒体には絶対に間違いは許されません。
この緊張感は、紙媒体に関わる者にとって、ある意味、非常に魅力的なことでもあるのです。

紙媒体に未来はないのかもしれません。
でも、すべての紙媒体がなくなつてしまったら、この世は確実に今よりつまらなくなりそうな気がするのです。

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