終止符

2011.11.03.14:31

悩みに悩みに悩んだ挙句、早期退職することにした。

締切日の前日。
書き込んだ書類を持って出勤。
でも、この時点では、まだ迷っていた。
あと一日考えよう…
そう思って、書類はロッカーに置いたまま提出せずにいた。

決心がついたのは、その日の帰宅する電車の中。
私は、行き帰り4人の友人と一緒に通勤していた。
その中のひとりRちゃんは、その日は用事があるので
帰りは一緒に帰れないと言っていた。
そういうことはよくあることなので、私たちはいつものように
「わかった~」と言って、朝、門の前で別れ、それぞれの部署へ散っていた。

そして残り3人の友達と一緒に、いつものように帰りの電車に乗った。
途中駅で電車を乗り換え、座席に腰かけて数分経ったときだった。
私たちの携帯が一斉に鳴った。
Rちゃんからのメールだった。

「ご報告」…そうタイトルのつけられたメールには
「早期退職することにしました。今、書類を出してきました。
みんなに言うと引き止められて決心がぐらつきそうなので、黙っていました。
ごめんなさい」
とあった。

Rちゃんが辞める…
そのことを知った瞬間、私もやめる決心がついた。

仕事なんてものは、半分は人間関係。
早期退職する人の割合は、全体からみればわずかだが、なぜか私と比較的
仲のよかった人に限って早期退職に応募していた。

もちろん、居残り組の中にも仲のよい友達は幾人もいるが、その人たちと
再び一緒の部署で働ける可能性は低い。
なぜなら、これまで外部に委託していた職種の契約を切り、その職種も私たちの
余剰人員で賄うことになったため、多くの友人が他の職種に移ることになったからだ。
私も、他の職種に移れるものなら移りたかったが、勤務時間が早まるのがネックで
断念せざるを得なかった。

そして書類提出最終日。
私は職場に早期退職の書類を提出した。
試用期間も含めると17年。
私はこれまで続けてきた仕事に終止符を打つことにした。

もちろん、仕事に未練がないわけではない。
楽しかったことも、ここにいたからこそできたことも、たくさんあった。
でも、もう、後には戻れない。

「あのとき、辞めなければよかった」
そう後悔しないよう、この仕事を辞めることで得た時間を有効に使いたい。
今は、そう思っている。

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