新日本フィル記者会見&公開リハーサル 第1章「公開リハーサル」

2011.01.29.01:21

前半メニューの公開リハーサルは、2/8、11、16、19の4日間、同ホールで開催される「ベートーベン・プロジェクト」のためのものです。 110128_182255_M.jpg 今回のプロジェクトで特徴的なのは、ベートーベンの交響曲第1番から第9番までを順番通り演奏するということ、そしてリハーサルは9番からさかのぼっていくということです。 そのあたりの理由はブリュッフェン氏の映像やHPをご覧いただくとして、この日は、第9番第4楽章と、第8番第4楽章のリハが行われました。 壇上に登場したフランス・ブリュッフェン氏は少々、足元がおぼつかない感じでしたが、椅子に腰かけると、丁寧にリハーサルを進めていきました。 演奏内容については、その道に詳しい方々のブログをご覧いただくとして、素人の私が見て気がついたことをいくつか書きたいと思います。 恥ずかしながら、私、楽団員のことを「楽員」と呼ぶということを、今回はじめて知りました(^^ゞ その「楽員」の皆さんが、私服姿なのが、まず、なにより新鮮でした。 正装のときはわかりませんでしたが、こうして見ると楽団の構成員のかたがたは、思っていたより若かった(笑) なかに葉加瀬太郎のそっくりさんがいました。 のちの記者会見でわかったのですが、そのかたはソロ・コンサート・マスターの崔文洙氏でした。 知らなくてごめんなさい(^^ゞ そして、クラシックファンにとっては常識なのでしょうが、私にとっては、オーケストラの配置が現在の配置とは異なる「古典配置」になっていたことが衝撃でした。 オーケストラの配置にいろいろなパターンがあることは知っていましたが、実際に「古典配置」での演奏を聞いたのは、これが初めてでした。 ブリュッヘン氏はハイドンとベートーベンの大きな違いは「強弱」だと言っています。「強弱」を最大限に用いたのがベートーベンですが、この日のリハーサルの演奏で、そのことを如実に実感することができました。 これが生オケによるものだからなのか、古典配置によるものなのか、はたまたブリュッヘン氏の指揮のなせる技なのか、新日本フィルの演奏力によるものなのか、私には判断つきませんが、今までにさまざまな場面で自分が聴いた第9のどれよりも、今回の演奏が最も「強弱」を感じることができたものであったことは、ここに記しておきたいと思います。

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