神経を逆なでした一言(笑)

2012.11.27.10:48

「小西康陽さんのおかげで再評価されたピコこと樋口康雄」。 これは、ある本に書かれていた樋口作品のレビューの冒頭の一文。 この文を書いたY氏は、雑誌や新聞の連載が20を超える人気ライターらしいが、この一文を読んだだけで、Y氏がいかに樋口さんの才能をわかってないかがよくわかる。 本来なら、選ばれてその本に取り上げられ、樋口作品が「名盤」と讃えられていたら、ファンにしてみたら気分がよいはずなのに、このレビューは気分がよくなるどころか、読んでて不快になってきた。 確かに小西さんのおかげで樋口さんが再評価されたのは事実だが、再評価の中身を理解していれば、こういう物言いはできないはずである。 実際、このあとに続く文章も、樋口作品を「名盤」と持ち上げていながら、「名盤」とする理由がまったくもって意味不明。 要するにY氏は、樋口さんの音楽がなぜ再評価されたのか「小西さんが良いって言ってるから」という以上の理由がわかってない。 そのことが読み手にあからさまに伝わってくるからファンとしては神経を逆なでされるのだ。 せめてもの救いは、あとがきでY氏自身が「ボクは致命的にボキャブラリーも少ないし、音楽的な知識もなくて細かいディテールも語れないから」と自ら認めている点。 しかし、こういうライターが20を超える連載を持ってるっていったい… 紙媒体が衰退した理由は、インターネットのせいだけではないような気がする。

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