「七人の刑事」シリーズ終了

2013.05.06.12:34

先月いっぱいで樋口さんが音楽を担当した「七人の刑事」シリーズ43回の再放送が終了しました。 第43話「一粒の麦死なずば」で南刑事(佐藤英夫)が栄転、そして佐々木刑事(樋浦勉)殉職します。 だからと言って、「太陽にほえろ」の殉職シーンのような劇画的ストーリー展開になるわけでも、派手な音楽で盛り上げるわけでもなく、淡々とドラマが展開していくあたりは、いかにも「七人の刑事」らしいと思いました。 それにしても、この1年間、我ながら、よく毎週日曜日に早起きできたものだと感心します(笑) 知らずに見逃した初回を除く42回のうち、旅行中だった1回を除き、すべてリアルタイムで視聴しました。 こんなにテレビをまじめに見たのは何十年ぶりだったかも。 「七人の刑事」は、いわゆる日本の刑事ドラマに付いている音楽とはちがうもの、たとえば米国のテレビ映画のような音楽を書いてくれ、と言われて書いたものだそうですが、たしかに、そういう音楽にはなっていたと思います。 「刑事スタスキー&ハッチ」みたいな雰囲気はありましたね。 ただ、そういうオーダーが適当だったのかどうかは、私はちょっと疑問に感じる部分もありました。 狙いはわかるけど、米国のテレビ映画のような音楽をつけるには、ドラマの内容が重すぎるというか。 もっとも、あえてそのミスマッチを狙っていたのかもしれませんけれども。 「七人の刑事」は、犯人中心の描き方をしているので、刑事たちのキャラクターが薄く、また、毎回脚本家が違うため、回ごとに微妙な作風の違いがありました。 それでなのか、音楽もオリジナル中心の回があるかと思えば、あるときはビートルズだったり、既成のヒット曲だけだったり、クラシック曲だけを使った回があったり。 よくいえばバラエティーに富んでいるのですが、悪く言うとちょっと散漫な印象を受けました。 ドラマ自体に微妙な作風の違いがあるなら、せめて音楽は1回に最低1曲は樋口さんのオリジナルを入れるといった工夫をしてくれたら、もっとこのシリーズとしての統一感が出せたのではないかなと思います。 それでもメインで使われていたオリジナル曲は、かなりいろいろなバリエーションが聴けましたし、樋口さんの音楽がどう使用されるかという意味では、見ていてとてもおもしろかったです。 シリーズ後半は、各刑事のキャラクターも描かれるようになって、やっと刑事たちに感情移入できるようになってきたところだったので、ここで終わってしまうのはとても残念でした。 さて、昨日から始まった新シリーズは、樋口さんに変わって佐藤充彦さんが音楽を担当しているそうです。 新シリーズではテーマ曲も変わり、ドラマ自体もまったく別物になったという話だったので、ちょっと見てみたかったんですが、TBSチャンネルはタダじゃないので聴契約は先月で打ち切ってしまいました(^^ゞ 昨日は、早く起きるつもりはなかったのに、これまでと同じ時間に目が覚めてしまいました(笑) 「七人の刑事」は終わってしまいましたが、また、テレビから流れてくる、樋口さんの音楽を聴く機会があると信じて、その日を楽しみに待つことにします!
AUTHOR: 桐秋 DATE: 05/07/2013 08:03:17 PM 「七人の刑事」観賞終了、お疲れ様でした。 私が昔見ていた頃は、このドラマ、樋口さんの作風が変わっていく端境期にあるような気がしていました。昔の作風から、いまの作風へ。「鶴吉」から「ニューヨークカット」へ。そんな感じはありませんでした?

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