「HAIR」@東急シアターオーブ

2013.06.02.10:10

ミュージカル「ヘアー」を見ました。 キャストの歌唱力・演技力は、申し分ありません。 客席をフルに使い、時には観客席の椅子の上に立って演技するといった場面もあり、これぞ「生」の舞台といった醍醐味を感じることができました。 見に行ってよかったと思うし、とても楽しかったです。 ただ、私が鈍いのか、今、この時代に「ヘアー」をやる意味が、イマイチよくわかりませんでした。 たしかに愛も平和も自由も、世代による価値観のぶつかりあいも、今も変わらぬ普遍的なテーマかもしれません。 でも、当時と2013年の今とでは、社会状況や価値観があまりにも大きく変わっています。 私が英語が苦手で字幕に頼ってたせいもあるとは思いますが、ミュージカル作品として素晴らしいとは感じても、感動はしませんでした。 なんていうか、「時代の空気」が伝わってこないというか・・・ とはいうものの、ステージと客席の一体感は、今まで見たミュージカルの中では最高だったと思います。 観客は、多感な青春時代にフラワームーブメントを体験した年配者から、その子供の世代まで、年齢層は実にさまざまでしたが、観客のリアクションは、常に年配の観客がリードしている雰囲気がありました。 私が感動したのは、むしろ、こっちですね(笑)
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これは私の偏見かもしれませんけど、日本のミュージカルの観客は、ほとんどが役者さん目当ての演劇ファンです。 一方、今回の「HAIR」のような海外キャスト公演の場合、役者さん目当てで来る人はほとんどいないので、大半は作品や音楽に興味があって見に来ている人達ではないかと思います。 演劇ファンと音楽ファン…その差がノリの差につながっているような気がします。 ところで、日本人キャストによって「ヘアー」が上演されたのが1969年。 そのサントラ盤が同じ年の12月に発売されているのですが、このアルバムのプロデューサーの一人がロビー和田だということを去年、初めて知りました。 なんで101やシングアウトが「アクエリアス」や「グッドモーニング・スターシャイン」を取り上げていたのか、40年経った今、やっとわかった感じです(笑)

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