不条理な話~相続放棄は簡単ではなかった~

2017.06.09.21:27

母に養女にいった桜田花子さん(仮名)という妹がいたという衝撃の事実?が発覚したのは昨年秋のこと。
戸籍上、母の妹になっているとはいえ、見ず知らずの親戚の成年後見人になれるはずもなく、役所に事情を話して納得してもらい、この件はひとまず落着したとばかり思っていました。

ところが、今日になって以前とは別の法律事務所から、再び母あてに配達証明付きの郵便が届きました。
なんだかイヤーな予感がして、さっそく封筒を開けてみると、その法律事務所が、その後、花子さんの成年後見人として財産管理を行っていたとのこと。
が、6月4日に桜田花子さんが亡くなり、法律事務所は花子さんの成年後見人として活動することができなくなったため、今後のことは相続人が引き継いでほしい。ついては、花子さんの財産を相続するか放棄するか回答してほしいというのが、その手紙の趣旨でした。

相続人は、母、おば(母の妹)、おじ(母の弟)、養子の弟(この養子の存在もこれまで知らなかった)、亡くなった母の姉の子ども4人(私のいとこ)の計7人。
花子さんには、そこそこ貯金があり、相続すれば、母には私の1年分の収入程度のお金がはいってくる計算です。
また、花子さんは自宅も所有していたようです。しかし、すでに建物は老朽化が進み、取り壊さないと危険な状態とのこと。
もし、相続すれば、その家の管理も行わなくてはならないし、お墓の管理もしなくてはなりません。
しかしそれ以前に、生前、一度も会ったことがない赤の他人同然の親戚の財産を相続するのは、どうしても抵抗があります。
これはもう相続放棄で決まりだな…と簡単に考えていたのですが、よくよく調べてみると、実は相続放棄をするのは簡単ではないとわかりました。

我が家の場合、相続放棄の申述書に最低、これだけの書類を添付する必要があります(-_-;)
・花子さん死亡の記載のある戸籍謄本
・花子さんの住民票の除票
・申述人(母)の戸籍謄本
・花子さんの出生から死亡に至るまでの戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本
・花子さんの直系尊属(父母や祖父母)の死亡の記載のある戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本

これらを提出したうえで、家庭裁判所に認められて初めて相続放棄することができるのです。
しかし、これだけの書類を集めるのは、そう簡単ではありません。
自分でやってできないことはないけれど、本籍地どころか現住所すら知らない人の戸籍を集めることを考えると、どれだけの手間と時間がかかることやら。
ましてや母は自分でこれらの書類を役所に取りに行くことはおろか、委任状も書けない状態・・・
私が代ってやるには、さらなる困難が予想されます。
もちろん、法律事務所や司法書士に代行してもらうこともできるのですが、ざっとネットで調べたところ、実費以外に最低でも5万円程度はかかる模様・・・(涙)

会ったことも見たこともない親戚の財産を相続放棄するのに、なぜ、こんなにお金がかかるんでしょう(-_-;)
なんだか、とても納得がいきません。
ちなみに相続放棄の手続きは、被相続者の死亡を知ってから3カ月以内に行う必要があります。
ああ、どうしたものか。
激しく憂鬱です。。。。

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