作曲家のヤスオさん

2015.08.24.01:28

それは一昨日のこと。
一昨日のこと。鶯谷の東京キネマ倶楽部にライブを見に出かけようと駅まで行ったら、なんと沿線火災で中央線がストップしてしていました。
車内で待つこと30分。ようやく電車は動き出したものの、東京行きの電車は、三鷹止まりとなってしまい総武線に乗り換えることに。

運よく空いた座席に腰かけると、となりに70歳くらいの男性が乗り込んできました。
そして「この電車、御茶ノ水方面に行きますかね?」と尋ねられたので、「津田沼行きだから大丈夫ですよ」と答えたのが運のツキ。
話好きのそのおじさんは、それをきっかけに、私を相手にとくとくと自分のことを語り始め、結局、おじさんが飯田橋で降りるまで、延々と話を聞かされる羽目になってしまいました(^_^;)。

以下、そのおじさんが私に語った内容。

自分は青山学院の出身で、得意の英語を生かし、以前は貿易の仕事をしていた。
仕事はたいそう、うまくいっており、一時は千駄ヶ谷周辺に住み、家も4軒持っていた。
しかし、音楽が好きで、貿易の仕事をやめたあとは、音楽にお金をつぎ込み、今は家も2軒だけになってしまった。
自分は音楽プロダクションをやっていて、アニソン歌手で紅白にも出演したM樹奈々の育ての親である。
M樹奈々という芸名も自分が考えて付けた。
自分は歌手でもあり、歌手としての芸名は「青山一郎」。
青山は青山学院出身の意味、一郎は昔、イベントをやったときにゲストに来てくれた藤山一郎の名前からもらった。
自分は作曲家でもある。作曲家としての名前は「安留康生」。

で、なぜ、おじさんが私にこんな話をしたかというと、自分が今度、売り出そうとしている10歳の天才少女(おじさん曰く)の音源をYoutubeにアップしてるので聞いてほしい、とまあ、そういうことだったようです。
ちなみにその天才少女の名前は「富士はるか」。この名前も、おじさんが考えた芸名だそうです。

とまあ、フツーなら、こんな話を聞くと「ほんとかよ」と疑いたくなってしまいますが、おじさんは話の途中で、M樹奈々のデビュー当時の資料やら、「青山一郎」名義のCDを鞄の中から取り出して見せてくれるのです。
そして、電車を降りるときには、頼みもしないのに、わざわざ名刺までくれたという・・・(^^ゞ

この時、私はおじさんの話を半信半疑で聞いていたのですが、家に帰って調べてみると、確かにYoutubeには「富士はるか」の動画がアップされており、名刺に記されていた音楽事務所も実在していました。
また、過去にその事務所にM樹奈々が所属していたことも間違いないようでした。
さらに、作曲家「安留康生」さんについても調べてみると、たしかにJASRACに180曲ほどの楽曲が登録されていました。
ということは、あのおじさんは、本物の作曲家で歌手だったんですね~(驚)

それにしても、電車の中で作曲家に「自分の作った曲を聴いてね」と声をかけられるなんてことがあるとは、びっくりです。
同じ作曲家の「ヤスオさん」でも、樋口さんは、絶対にこんなことはしないでしょう。
ってか、樋口さんじゃなくても、フツーしないよね^^;
そう考えると、送電線火災のおかげで、こんな珍しい経験ができたのはラッキーだったのかもしれません(笑)

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