サントリー芸術財団サマーフェスティバル2014 

2014.08.25.01:13

先日、サントリー芸術財団サマーフェスティバル2014 「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo.37(監修:細川俊夫) テーマ作曲家<パスカル・デュサパン>管弦楽」というコンサートに行ってきました。

指揮:アレクサンダー・リープライヒ、メゾ・ソプラノ:ナターシャ・ペトリンスキー、演奏はアルディッティ弦楽四重奏団、東京交響楽団で

この日、演奏されたのは
◆クリストフ・ベルトラン: マナ [日本初演]

◆パスカル・デュサパン: 弦楽四重奏曲第6番ヒンターランド~弦楽四重奏とオーケストラのための“ハパックス”[日本初演]

◆ジャン・シベリウス: 交響詩 「タピオラ」 

◆パスカル・デュサパン: 風に耳をすませば~ハインリヒ・フォン・クライスト原作のオペラ『ペンテジレーア』から3つの場面~ [サントリーホール委嘱作品、世界初演]

の4曲でした。
私は、たまたまチケットが当たったので行ったのですが、会場には池辺晋一郎さんや奥慶一さんもいらっしゃってました。

日本初演や世界初演の曲が聴ける機会なんて、めったにあるもんじゃないので、かなり楽しみにしていたのですが、クリストフ・ベルトランもパスカル・デュサパンも、いわゆる現代音楽だったんですねー。
残念ながら、私にはまったく理解不能な音楽で、「自分は現代音楽は理解できない」ということだけ理解できました(^_^;)

クリストフ・ベルトランという人は、10代で頭角を表し、受賞歴も枚挙にいとまがない、いわゆる天才型の作曲家だったみたいなのですが、4年前に29歳の若さで命を絶ってしまったそうです。
Le Velvetsのときは音に泣かされましたが、この日は全然そんなことはなく、曲は理解できないけど、楽器のもつ色彩感の素晴らしさだけは、私にも理解できました。
ただ、曲はひたすら難解で「こんな曲、作曲してたら頭もおかしくなるわ」というような曲でした(すいません)

パスカル・デュサパンは、80年代には非常に高い評価を受けていたようですが、それ以降は劣化をたどっているというのが世間の風評のようです。
しかし、そもそも私には、この手の音楽自体を理解することができないため、その風評が当たっているか否かは判断つきませんでした。

それに比べると、シベリウスは、なんとまともで聴きやすかったことか(笑)。
これまでシベリウスは、とっつきにくい感じがしてましたが、案外、そうじゃないのかもしれないと思いました。
ただ、演奏としてはイマイチだったようです。
私は他のオケでこの曲を聴いたことがないので比較できませんが、他のオケでこの曲を聴いている人に言わせると、この曲の演奏としてはあまりほめられたものではなかったようです。

というわけで、せっかく日本初演、世界初演を聴く機会を得たのに、あまり感動はありませんでした(^^ゞ
そのうえ、ちょっとおかしかったのは、普通なら、曲が終わると同時に拍手が起きるのに、曲が終わってもすぐに拍手が起きないことでした。
ひょっとしたら、それは作品の出来がよくなかったということなのかもしれません。
が、私は、大半の観客が初めて聴く曲で、どこが曲の終りかわからずに拍手できなかったんじゃないかと思いました。

とまあ、そんなわけで感動はなかったけれど、他ではめったにできないおもしろい経験ができて、なかなか楽しいコンサートでした。

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