須川展也リサイタル その3

2012.03.18.22:02

「美しい夕暮れ」を演奏するにあたって、須川さんがこの曲のエピソードを話してくれました。

この曲は、JTのCMに使われた曲です。
このCMに出演したことで、須川さんは一般に広く知られるようになったわけですが、実はこのCM、夜11時以降しか放送されなかったそうです。
というのも、たばこの害がいわれるようになり、この年からCMの自主規制が行われるようになったからで、結局は、このCMも途中で打ち切りになってしまったのだとか。

この曲にそんなエピソードがあるとは知りませんでした。
これが聴けただけでも、横須賀まで来た甲斐がありました(^^)

そして、いよいよ「美しい夕暮れ」の演奏の始まりです。

今日は疲れたので、この続きはまた明日。

須川展也リサイタル その3

2012.03.18.10:02

「美しい夕暮れ」を演奏するにあたって、須川さんがこの曲のエピソードを話してくれました。 この曲は、JTのCMに使われた曲です。 このCMに出演したことで、須川さんは一般に広く知られるようになったわけですが、実はこのCM、夜11時以降しか放送されなかったそうです。 というのも、たばこの害がいわれるようになり、この年からCMの自主規制が行われるようになったからで、結局は、このCMも途中で打ち切りになってしまったのだとか。 この曲にそんなエピソードがあるとは知りませんでした。 これが聴けただけでも、横須賀まで来た甲斐がありました(^^) そして、いよいよ「美しい夕暮れ」の演奏の始まりです。 今日は疲れたので、この続きはまた明日。

須川展也サックスリサイタル その2

2012.03.15.12:38

長い前振りは終わり(笑) さて、本編です。 フロアの前方にはピアノとサックス用の譜面台が用意されていました。 幸いにも、私は最前列に席を確保することができました。 この日、会場に集まっている人たちがどういう人たちなのかはよく わかりませんでしたが、とにかく、会場いっぱいにお客さんが入っていました。 そして、午後2時。 入り口のドアが開いて、須川さんとピアノの小柳美奈子さんが入場。 須川さんは身頃の一部が白い黒のシャツと黒のパンツ、小柳さんは真っ白なドレスで登場。 あとから知ったのですが、小柳さんって、須川さんの奥様だったんですね(^^ゞ 司会者のあいさつのあと、全員で被災者のために1分間の黙とうを捧げ、リサイタルの スタートです。 第一部はクラシック。 最初の曲は、カッチーニ/朝川朋之編 「アヴェ・マリア」です。 ああ、アルトサックスの音色のなんと素晴らしいこと。 演奏が始まると、思わず聴き惚れてしまいました。 そして、トーンホールを押さえる音まで聴こえるほど、間近でサックスの演奏を聴くのは これが初めて! もう、それだけで、うれしくなってしまいます。 続く2曲目はドビュッシー/須川展也編「ラプソディー」。 この曲は、ドビュッシーが思いついたと言われている全音音階を使った曲で、調性がはっきりしない 現代音楽を思わせる曲です。 10分以上にわたる長い曲ですが、不思議と退屈しないのは、伴奏のイメージを変えてしまう、 アンサンブル・ピアニストといわれる小柳さんのピアノ演奏によるところも大きかったと思います。 そして3曲目は、待ちに待ったドビュッシー/樋口康雄編「美しい夕暮れ」。 当日配られたプログラムにこの曲が書いてあったのを見てホットしたのもつかの間、 プログラムの下のほうにまたまた「※演奏曲目は予告なく変更になる場合があります」 と書いてあるではあーりませんか! 実際に演奏が始まるまでは油断はできません。 ドキドキしながら待っていると 「もう1曲、ドビュッシーの曲を演奏します」という須川さんのアナウンス。 「ああ、予定通りやってくれるんだ」と、このとき初めてホッとしました(笑) 聞けば、今年はドビュッシーの生誕150年目にあたる記念イヤーなのだとか。 今年はドビュッシーの曲を取り上げていくという須川さん。 「美しい夕暮れ」を演奏してくださる機会も増えそうです(^^)

須川展也サックスリサイタル その2

2012.03.15.00:38

長い前振りは終わり(笑)

さて、本編です。

フロアの前方にはピアノとサックス用の譜面台が用意されていました。
幸いにも、私は最前列に席を確保することができました。
この日、会場に集まっている人たちがどういう人たちなのかはよく
わかりませんでしたが、とにかく、会場いっぱいにお客さんが入っていました。


そして、午後2時。
入り口のドアが開いて、須川さんとピアノの小柳美奈子さんが入場。
須川さんは身頃の一部が白い黒のシャツと黒のパンツ、小柳さんは真っ白なドレスで登場。
あとから知ったのですが、小柳さんって、須川さんの奥様だったんですね(^^ゞ
司会者のあいさつのあと、全員で被災者のために1分間の黙とうを捧げ、リサイタルの
スタートです。

第一部はクラシック。
最初の曲は、カッチーニ/朝川朋之編 「アヴェ・マリア」です。
ああ、アルトサックスの音色のなんと素晴らしいこと。
演奏が始まると、思わず聴き惚れてしまいました。
そして、トーンホールを押さえる音まで聴こえるほど、間近でサックスの演奏を聴くのは
これが初めて!
もう、それだけで、うれしくなってしまいます。

続く2曲目はドビュッシー/須川展也編「ラプソディー」。
この曲は、ドビュッシーが思いついたと言われている全音音階を使った曲で、調性がはっきりしない
現代音楽を思わせる曲です。
10分以上にわたる長い曲ですが、不思議と退屈しないのは、伴奏のイメージを変えてしまう、
アンサンブル・ピアニストといわれる小柳さんのピアノ演奏によるところも大きかったと思います。

そして3曲目は、待ちに待ったドビュッシー/樋口康雄編「美しい夕暮れ」。
当日配られたプログラムにこの曲が書いてあったのを見てホットしたのもつかの間、
プログラムの下のほうにまたまた「※演奏曲目は予告なく変更になる場合があります」
と書いてあるではあーりませんか!
実際に演奏が始まるまでは油断はできません。
ドキドキしながら待っていると
「もう1曲、ドビュッシーの曲を演奏します」という須川さんのアナウンス。
「ああ、予定通りやってくれるんだ」と、このとき初めてホッとしました(笑)
聞けば、今年はドビュッシーの生誕150年目にあたる記念イヤーなのだとか。
今年はドビュッシーの曲を取り上げていくという須川さん。
「美しい夕暮れ」を演奏してくださる機会も増えそうです(^^)

須川展也サックスリサイタル その1

2012.03.12.12:14

1年前の3月11日、私は恵比寿にライブを見に行く予定だった。 だが、東日本大震災の影響で会場に行く足は奪われ、ライブも中止となった。 そして1年後の3月11日。 私は「3.11 あの日をわすれない 東日本大震災 須川展也サックスリサイタル」を見に行った。 ひと月ほど前、偶然、このリサイタルのことを知り、演奏曲目のなかに樋口さん編曲のドビュッシー「美しい夕暮れ」があることを知った。 私たちが樋口作品を生で聴く機会は、ほとんどないに等しい。 この先、生きている間に、はたしてあと何回、樋口作品を生で聴ける機会があるだろうか。 おそらく、ほとんどないに違いない。 そう考えると、編曲作品とはいえ、この機会をみすみす逃すわけにはいかないと思った。 しかし、行くことに迷いもあった。 会場の横須賀は片道2時間半もかかる遠距離。 演奏曲目は予告なく変更される場合もあると書いてある。 もし、「美しい夕暮れ」が演奏されなかったら… 昨年の八千代座の苦い思い出がよみがえってくる。 もう、二度とあんな思いはしたくない。 行くべきか、やめるべきか・・・葛藤が続く。 でも、結局、私は「行く」という選択をした。 行かないで「美しい夕暮れ」を聞き逃して後悔するよりは、行って演奏されなかったときのほうが、まだ、あきらめがつくと思ったからだ。 行けば必ず、生で須川さんの演奏を聴くことはできる。 それに、今回のリサイタルのプログラムは、「美しい夕暮れ」以外にも、朝川朋之、吉松隆氏、小六禮次郎ら、邦人作曲家の作・編曲作品を演奏するという点で、私にとって、非常に興味のあるプログラムであった。 さらにシャーマン兄弟のディズニー音楽(余談だが、シャーマン兄弟の兄、ロバートさんは3/7に亡くなった)や、ハーラインの「星に願いを」など、樋口さんが過去に素材として取り上げたことのある作品も演奏される。 仮に「美しい夕暮れ」が聴けなかったとしても、それだけで、十分、行く価値はある。 いや、本当はそうとでも思わないと、「美しい夕暮れ」をやらなかったときのショックから立ち直れず、「行く」という決心ができなかったのかもしれない。 とにかく、こうして私は、この日のリサイタルに出かけた。 会場は、横須賀三浦教育会館。 ホールのキャパは椅子席で150人ほど。 音楽専用ホールではなく、簡素な多目的ホールで、お世辞にも演奏会場として恵まれているとはいえない。 会場に飾られた看板も、いかにも手作りといった感じだ。 でも、私はこういう会場でのコンサートも決して嫌いじゃない。 この手のコンサートは、何よりも演奏者と客席が近いのが魅力だ。 一段高いステージから観客を見降ろすではなく、観客と同じフロアで演奏することで、演奏者と観客との間に自然とふれあいが生み出されるのだ。 リサイタルはなかなかの盛会だった。 用意された椅子だけでは足りず、ステージ上手側にも椅子が追加されるほどの入り。 観客の中には、吹奏楽をやっている高校生たちの姿も数多く見受けられた。 つづく

須川展也サックスリサイタル その1

2012.03.12.00:14

1年前の3月11日、私は恵比寿にライブを見に行く予定だった。
だが、東日本大震災の影響で会場に行く足は奪われ、ライブも中止となった。

そして1年後の3月11日。
私は「3.11 あの日をわすれない 東日本大震災 須川展也サックスリサイタル」を見に行った。

ひと月ほど前、偶然、このリサイタルのことを知り、演奏曲目のなかに樋口さん編曲のドビュッシー「美しい夕暮れ」があることを知った。
私たちが樋口作品を生で聴く機会は、ほとんどないに等しい。
この先、生きている間に、はたしてあと何回、樋口作品を生で聴ける機会があるだろうか。
おそらく、ほとんどないに違いない。
そう考えると、編曲作品とはいえ、この機会をみすみす逃すわけにはいかないと思った。

しかし、行くことに迷いもあった。
会場の横須賀は片道2時間半もかかる遠距離。
演奏曲目は予告なく変更される場合もあると書いてある。
もし、「美しい夕暮れ」が演奏されなかったら…
昨年の八千代座の苦い思い出がよみがえってくる。
もう、二度とあんな思いはしたくない。
行くべきか、やめるべきか・・・葛藤が続く。

でも、結局、私は「行く」という選択をした。
行かないで「美しい夕暮れ」を聞き逃して後悔するよりは、行って演奏されなかったときのほうが、まだ、あきらめがつくと思ったからだ。

行けば必ず、生で須川さんの演奏を聴くことはできる。
それに、今回のリサイタルのプログラムは、「美しい夕暮れ」以外にも、朝川朋之、吉松隆氏、小六禮次郎ら、邦人作曲家の作・編曲作品を演奏するという点で、私にとって、非常に興味のあるプログラムであった。
さらにシャーマン兄弟のディズニー音楽(余談だが、シャーマン兄弟の兄、ロバートさんは3/7に亡くなった)や、ハーラインの「星に願いを」など、樋口さんが過去に素材として取り上げたことのある作品も演奏される。
仮に「美しい夕暮れ」が聴けなかったとしても、それだけで、十分、行く価値はある。
いや、本当はそうとでも思わないと、「美しい夕暮れ」をやらなかったときのショックから立ち直れず、「行く」という決心ができなかったのかもしれない。

とにかく、こうして私は、この日のリサイタルに出かけた。
会場は、横須賀三浦教育会館。
ホールのキャパは椅子席で150人ほど。
音楽専用ホールではなく、簡素な多目的ホールで、お世辞にも演奏会場として恵まれているとはいえない。
会場に飾られた看板も、いかにも手作りといった感じだ。
でも、私はこういう会場でのコンサートも決して嫌いじゃない。
この手のコンサートは、何よりも演奏者と客席が近いのが魅力だ。
一段高いステージから観客を見降ろすではなく、観客と同じフロアで演奏することで、演奏者と観客との間に自然とふれあいが生み出されるのだ。


リサイタルはなかなかの盛会だった。
用意された椅子だけでは足りず、ステージ上手側にも椅子が追加されるほどの入り。
観客の中には、吹奏楽をやっている高校生たちの姿も数多く見受けられた。

つづく
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